EQメンタルマネージメントは、自分で自分のメンタルの状態を向上・維持できるセルフマネージメント方法です。
ここでは、その中で使われているEQメソッドについて説明させていただきます。
感情の存在
感情にはポジティブなものと、ネガティブなものがあり、まずはそれを認識できるようにします。
そして、特に、5大ネガティブ感情について、それぞれに大切な意味があることを知ってもらいます。
認知のしくみ
人は、物事を認識してから、感情を発生させ、言葉にしたり行動に移すまでに、5つのステップを踏むというメカニズムを知ってもらいます。
そして、悩みがどこで発生するのかを知り、このメカニズムを使って、物事の捉え方、それによって発生する感情を変え、ひいては悩みを解消できることを知ります。
自分の認知の傾向を知る
ネガティブに物事を捉える際に陥りがちな傾向として、大きく3つ、細かくは10の分類ができます。
日常生活の中で、自分のクセを知ることで、自分を客観視できるようになれます。
認知の書き換え:マインド・リセット
価値観・信念と言われるような認知は、物事と感情がセットになって記憶されています。
自分にとって要らない認知は、このセットを書き換えることで、手放したり、欲しい認知を得られるようになります。
これにより、悩みが解消されることを知ります。
メンタリティの維持
自分とのコミュニケーション方法を知り、本当の自分の存在を知り、自分の本心とつながります。
最も楽に生きるためには、自分の本心で選択することが良いですが、仮に、それができないにしても、自分の本心を知り、あえて本心と異なる選択をしていることが認識できれば、今までより、穏やかに生きることが出来るようになります。
自分のしくみ
自分の本心を知った上で、自分で自分を認めます。
この時に、脳の仕組みを使いながら自己肯定感を上げ、自分で自分を好きになってもらうことで、段階的にセルフイメージを高めます。
捉え方の軸
絶対的な自分と相対的な自分の存在を知ります。
絶対的な自分と相対的な自分を切り離して捉えられるようにします。
他者受容
自分を肯定的に捉え、自分と他者を分離して捉えられるようになった後で、他者を認められるようにします。
自分の人生の中から「許せない」ものを無くしていく手段を学びます。
気持ちのコミュニケーション
表面の言葉ではなく、相手の感情から伝わるメッセージを感じ取ります。
これが出来るようになると、気持ちの伝達・受容ができるようになり、今までとは質の異なるコミュニケーションがとれるようになります。
コーチング
コーチングセッションを行う際に、感情を確認できるようにします。
現在のコーチングに、気持ちの確認が行えるようになるため、より本質的な対話が行えるようになり、気づきや、その後の行動力を高めることができるようになります。
※ なお、コーチングの基本的なスキルはお伝えしません。
ファシリテーション
会議・打ち合わせのファシリテーションを行う際に、感情を確認できるようにします。
理論・建前中心の打ち合わせから、感情・本音中心の打ち合わせができるようになるため、今までと異なる結論が導き出せるようになるだけでなく、会議・打ち合わせ後の実行力を圧倒的に高めることができるようになります。
※ なお、理論を中心とした基本的なファシリテーションスキルはお伝えしません。